家族システムの起源(1(ユーラシア) 上) [ エマニュエル・トッド ]
エマニュエル・トッド 石崎晴己 藤原書店カゾク システム ノ キゲン トッド,エマニュエル イシザキ,ハルミ 発行年月:2016年06月23日 ページ数:417p サイズ:単行本 ISBN:9784865780727 トッド,エマニュエル(Todd,Emmanuel) 1951年生。
歴史人口学者・家族人類学者。
フランス国立人口統計学研究所(INED)に所属。
作家のポール・ニザンを祖父に持つ。
ケンブリッジ大学にて、家族制度研究の第一人者P・ラスレットの指導で76年に博士論文Seven Peasant communities in preーindustrial Europe(工業化以前のヨーロッパの七つの農民共同体)を提出。
同年、『最後の転落ーソ連崩壊のシナリオ』(新版の邦訳13年)で、25歳にして旧ソ連の崩壊を予言 石崎晴己(イシザキハルミ) 1940年生まれ。
青山学院大学名誉教授。
1969年早稲田大学大学院博士課程単位取得退学。
専攻フランス文学・思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序説 人類の分裂から統一へ、もしくは核家族の謎/第1章 類型体系を求めて/第2章 概観ーユーラシアにおける双処居住、父方居住、母方居住/第3章 中国とその周縁部ー中央アジアおよび北アジア/第4章 日本/第5章 インド亜大陸/第6章 東南アジア 中国とその周縁部/日本/インド/東南アジア。
伝統的な家族構造が多様な近代化の道筋をつけたと論証してきたトッドは、家族構造が不変のものではなく変遷するという方法の大転換を経て、家族構造の単一の起源が核家族であること、現在、先進的なヨーロッパや日本はその古代的な家族構造を保持しているということを発見した。
図版多数。
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